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おかえり、第八晃栄丸。最後の帰港を、詫間で待っています。

皆さま、こんにちは!

 

今日は、いつもと同じように一日が始まっていますhana-ani03.gif

海があり、
港があり、
そして、いつものように船が海の上にいる。

けれど…
私たちにとって、今日は決して「いつもと同じ日」ではありませんbikkuri03.gif

第八晃栄丸が、
最後の荷役を迎えましたbikkuri03.gif

そして今日の夕方。
長い航海を終えた第八晃栄丸が、
詫間港へ帰ってきますyotto.giff01.gif

最後の帰港です。
この言葉を、まだうまく受け止められない人もいるかもしれません。
「最後」と言われても、
きっといつものように船が帰ってきて、
いつものように港に着いて、
いつものように「おかえり」と言えるような気がする。
でも今日だけは、その「いつもの光景」が最後になります。

第八晃栄丸は、これまで何度、詫間の港を出ていったのでしょう。
まだ暗いうちに出港した日もあったでしょう。

家族に「行ってくる」と声をかけ、
見送る人に手を振り、静かに港を離れていった日もあったでしょう。

海へ出れば、陸の上の時間とは違う毎日が始まります。

暑い日もありました。
寒い日もありました。

風が強い日も、
波が荒い日もありました。

眠たい目をこすりながら仕事をした日も、
思うようにいかず苦労した日も、仲間と笑った日もあったでしょう。

海の上では、
簡単には家へ帰れない。

家族の顔を直接見ることもできない。

子どもの成長を、電話越しにしか感じられない日もあったかもしれません。

それでも乗組員の皆さんは、海へ出ますbikkuri02.gif

黙々と仕事をして、荷物を運び、
責任を背負い、そしてまた詫間へ帰ってきました。

私たちが港で見るのは、帰ってきた「船」かもしれません。

でも、その船を動かしているのは、一人ひとりの乗組員です。

誰にも見えないところで汗を流し、誰にも分からない苦労を抱えながら、
この船を守り続けてきた人たちがいます。

第八晃栄丸の歴史は、船だけの歴史ではありません。

そこには、乗組員一人ひとりの人生があります。
そして、その帰りを待っていた家族の人生もあります。

「今日も無事に帰ってきてくれますように。」

海へ送り出す家族は、きっと何度そう願ったことでしょう。

出港する背中を見送り、帰りを待つ。無事に帰ってくる姿を見て、ようやくホッとする。そんな日々を、何年も積み重ねてきたのだと思います。
だから今日の「おかえり」は、ただの挨拶ではありません。
そこには、これまでのすべてが詰まっていますheart06.gif

夕方。

詫間の海の向こうに、
第八晃栄丸の姿が見えてきたら。

「あ、帰ってきた。」

その瞬間、
きっといろんな思いが込み上げてくると思います。

嬉しい。

懐かしい。

寂しい。

ありがとう。

お疲れさま。

いろんな気持ちが、
一度に押し寄せてくるかもしれません。

そして、
ゆっくりと詫間港へ入ってくる第八晃栄丸。
何度も見てきたはずのその姿が、
今日はきっと、今までで一番大きく見えるでしょう。

それは、最後だからではなく、この船が、これまでたくさんの人の想いを乗せて
海を走ってきたからです。

乗組員の皆さん。

今日だけは、
「お疲れさまでした」だけでは足りない気がします。

本当に、本当に、
ありがとうございました。

海の上で過ごした時間。

仲間と過ごした時間。

苦しかった時間。

笑った時間。

家族に会えず寂しかった時間。

無事に港へ帰ってきて、ホッとした瞬間。

その全部が、
第八晃栄丸という一隻の船に刻まれています。
船はいつか役目を終えるかもしれない。

でも、
皆さんがこの船と一緒に過ごした時間まで
なくなることはありません。

詫間の海を走った姿も。

港へ帰ってきた姿も。

出港していった背中も。

この町で見送った人たちの記憶も。

そして、
皆さんが命をかけて守ってきた航海のすべても。
きっと、これからも残っていきます。

だから今日は、
寂しさだけで終わらせたくありません。
最後の帰港を、
みんなで笑顔で迎えたい。

精一杯の「おかえり」を届けたい。

「よく帰ってきた。」

「本当にありがとう。」

「長い間、お疲れさま。」

そんな想いを込めて。
夕方、詫間港で待っています。

第八晃栄丸が、
最後に詫間へ帰ってくるその瞬間を。

第八晃栄丸。

これが最後の航海。
これが最後の荷役。
そして、これが最後の帰港。

でも、
第八晃栄丸が海を走った証は、決して消えません。
たくさんの人を乗せ、たくさんの荷物を運び、
たくさんの海を越え、何度も何度も故郷へ帰ってきた。

今日もまた、帰ってきてください。

最後は、いつもと同じように。
詫間の港へ。

そして私たちは、
いつもと同じ言葉を贈ります。

ただし今日は、今までで一番大きな声で。
今までで一番たくさんの想いを込めて。

「おかえり、第八晃栄丸。」

「そして、ありがとう。」

乗組員の皆さん。

長い航海、
本当にお疲れさまでした。

今日の夕方、みなさんの帰りを待っています。

最後の帰港を、みんなで見届けましょう。


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スタッフ一同