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皆さま、こんにちは!
今春から本格的に運営をスタートしました 「タクママリーナ」。
今日は少し特別に、普段あまり見ることのできない“海側からのタクママリーナ”を撮影してきました!


実はこの写真撮影、ただの思いつきではなく、きっかけは「宣伝用に写真が必要になったから」でした
パンフレットやホームページに載せる写真といえば、どうしても陸からのアングルが多くなります。もちろんそれも大切なのですが、あるスタッフがぽつりと——
「海から見た姿って、やっぱりマリーナらしくていいんじゃない?」
と提案したのです
そこから話が盛り上がり、「よし、それなら実際に撮ってみよう!」ということに。
船を出して沖からマリーナを見た瞬間、思わず「おぉ〜!」と声が出ました
青い海に浮かぶ桟橋、瀬戸内の穏やかな景色・
私たち自身が毎日のように関わっている場所なのに、角度を変えて見るだけでこんなにも新鮮に映るのかと驚かされました
さらに、すぐ近くにタグボートの 「山陽丸」 が係船していましたので、海側から「山陽丸」も撮影してみました

力強くも愛嬌のある姿は、やっぱり海の頼れる相棒そのもの。より“海らしさ”を感じられる一枚となりました

そして何より、この景色は「ここから新しい物語が始まる」という象徴のようにも思えました。
休日にご家族で出航する方、釣りやマリンスポーツを楽しむ方、ゆったり海を眺めに来る方…。
タクママリーナが、そんな方々の思い出づくりの拠点になっていくことを想像すると、胸が高鳴ります
これからも私たちは、ただ船を保管場所としてだけでなく、「海と人をつなぐマリーナ」を目指していきます
そのために、今回のように海から見た姿や、日々の出来事も発信していきたいと思います。
もし皆さんの中で「こんな写真が見たい」「こんな視点で紹介してほしい」といったリクエストがあれば、ぜひ教えてくださいね
次はまた、ちょっと違った角度から「タクママリーナ」の表情をお届けできるかもしれません。
次は皆さまの船から眺めたタクママリーナを、ぜひ私たちにも見せてくださいね。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
本日は鋼材船「つるぎ」に訪船してまいりました!
港に近づくとまず目に飛び込んできたのは、陽の光を反射して輝くピカピカの船体。その姿に思わず「おおっ」と声が出るほど驚かされました
これは、乗組員の皆さまが日々の航海や荷役作業の合間をぬって、丁寧に整備してくださっているたまものです。まさに“現場の努力の結晶”ですね

船内では、実際に乗組員の皆さまとお話をさせていただきました
現場でしか聞けないリアルな声を伺うことができました。
普段は電話やメールでやり取りすることが多いのですが、やはり顔を合わせて話すことで、一つひとつの言葉に重みが加わり、何気ない会話の中からも多くのヒントをいただけます
「つるぎ」は、鋼材を運ぶ大切な役割を担いながら、乗組員の皆さま一人ひとりの力によって支えられています。
今回の訪船を通じて、その姿を肌で感じることができ、大変貴重な時間となりました。
「つるぎ」の皆さま、本日はありがとうございました!
これからも安全運航と快適な船内環境づくりを、しっかりとサポートしてまいります。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
気がつけば8月も残りわずか。
「そろそろ夏も終わりかな」と思う一方で、外に出ると汗がにじみ、まだまだ真夏の太陽が現役だと感じさせられます
子供たちの夏休みもラストスパート。宿題に追われている子、思い出づくりに駆け回る子、それぞれに“夏の締めくくり”を迎えているころでしょう
そんな中、大人たちにとっても油断できないのが、この時期ならではの残暑です
最近では「船の機関室で熱中症になった」というニュースも耳にしました
船の心臓部ともいえる機関室は、常にエンジンが稼働しているため外気温よりもさらに熱がこもりやすく、夏場はサウナのような環境になります。
点検や整備で長時間作業をすると、体は想像以上に熱をため込み、気づかぬうちに体調を崩してしまうことも…。
現場で働く船員さんたちにとって、運航の安全を守るのと同じく大切なのが“自分の身体を守ること”です
水分補給、塩分の摂取、こまめな休憩――どれも当たり前のようでいて、実際は「忙しいから」「あと少しで終わるから」と後回しにしてしまいがち。
しかし、その小さな油断が大きな事故につながりかねません。
私たちも日々の業務のなかで、「安全運航は健康から」ということを改めて実感します。
夏の終わりといえど、暑さはまだまだ続きます。
皆さまも体調には十分お気をつけいただき、残りの夏を元気にお過ごしください。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
本日は、待機しているタグボート「山陽丸」の操船練習を見学してきました
「操船練習って、どんなことをするの?」と思われる方もいるかもしれません。
実はこれ、タグボートならではの“職人芸”が光る瞬間なのです
タグボートは、巨大な船を押したり引いたりしてサポートする「港の縁の下の力持ち」。
その一方で、コンパクトな体に強力なエンジンを積んでいるため、動きはとても俊敏。まるで大きな船の護衛に就いたスポーツカーのようです
練習では、基本的な動きの確認から始まり、ゆっくりと前進・後進を繰り返したり、狭いスペースでスムーズに向きを変えたりといった操作を行います
さらに、岸壁を想定した離着岸の練習も実施。船体をギリギリまで寄せては離し、「ピタッ」と止める技術は、見ているだけで思わず息をのむほどの精密さです
その様子はまるで水上で繰り広げられるアクロバットショー。
少しの風や潮の流れで動きが変わるため、操船する側は常に集中力が求められます。
そして何より印象的だったのは、若手船員さんたちの真剣な眼差し。
慣れない操船に挑みながらも、先輩の指導を受けて一つひとつ確実に身につけようとする姿に、見ているこちらまで胸が熱くなりました
港の安全を支える技術が、こうして次の世代へと受け継がれていくのだと思うと、心の底からうれしく、頼もしく感じました。
これからの成長がますます楽しみです!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
今日はちょっとした船の雑学をお届けします
たとえば、船の左側を「ポート(port)」、右側を「スターボード(starboard)」と呼ぶのをご存じでしょうか
普通に「右!左!」でいいじゃないか、と思うのですが、昔の船はみんな舵(かじ)が右側についていたので、「右」と言うと舵を指してしまって混乱する…ということで、わざわざ専用の言葉が生まれたそうです。
また、船にとって「風向き」や「潮流」は命そのもの。昔の船乗りたちは、空の星を見て自分の位置を知ったり、海鳥の飛ぶ方向で陸の位置を予想したりしていたんですよ
今はGPSがあるので「ピッ」と押せば一発でわかりますが、もし電源が落ちたら?…船乗りは今でも星や太陽を使った天測(セクスタント)を学ぶんです。ちょっとロマンがありますよね
最後にもうひとつ。昔の船の「お風呂」って、ほとんど海水なんです!
もちろん真水もありますが、貴重なので海水で沸かして最後に真水ですすぐスタイル。
初めて乗船する人は「しょっぱい!」とびっくりするとかしないとか…。
海や船は知れば知るほど面白い世界。
また次回も雑学をお届けしますので、お楽しみに!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
皆さま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?
帰省やご旅行、ご自宅でゆっくりと、それぞれの夏を楽しまれたことと思います
さて、今日のとあるスタッフの一日をご紹介します!
週末に「第八晃栄丸」が詫間港に寄港したため、まずは船長さんと一緒に雇入れへ同行しました。現場ならではのお話を伺うことができ、とても勉強になりました!
その後はスタッフ総出で、観光船「Seto ピリカ」のお掃除へ。
普段お客様に楽しんでいただいている船だからこそ、感謝の気持ちを込めてみんなで丁寧に磨きました
実は、せっかくの掃除風景を写真に収めようと思っていたのですが……作業に夢中になりすぎてすっかり忘れてしまいました
ですが、汗をかきながら一生懸命きれいにした船内を見れば、その様子はきっと伝わるはず!
振り返ると今日は「学びあり、汗あり、笑いあり」の一日。
船長さんからの貴重なお話も、スタッフみんなで取り組んだ掃除も、どれも大切な経験になりました
次回は忘れずに写真もアップしますので(笑)、どうぞお楽しみに!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
お盆ですね。
お盆とは、先祖の霊をお迎えして供養する、日本の夏の大切な行事。
地域によって迎え火や送り火、精霊流しなどさまざまな風習がありますが、海の近くでは灯りや水辺が特に印象的な季節でもあります
そんなお盆の時期、皆さまはいかがお過ごしでしょうか
先日、観光船「Seto ピリカ」にて、香川県高松市で開催された「高松まつり」の花火大会を、お客様と一緒に海の上から楽しむクルージングに出航しました
ご乗船いただき、本当にありがとうございました
港を離れ、潮風を感じながら向かった先に広がるのは、日中とはまったく違う夜の海。
やがて空が暗くなると、遠くで聞こえる太鼓の音や、祭りのにぎわいが波間を渡ってきます。
そして――ドン!という音とともに夜空に広がる大輪の花
海面に映るその光景は、陸から見る花火とはひと味違い、まるで空と海が一緒に祝っているかのようでした

皆さまと同じ時間、同じ景色を船上で分かち合えたことを、心からうれしく思います
笑顔や歓声、カメラを向ける姿……そのすべてが、船内を温かく照らす灯りになっていました。
またお会いできる日を、クルー一同楽しみにしています。来年もぜひご乗船ください
「高松まつり」だけでなく、これからも季節ごとにさまざまなイベントクルーズを計画しています。
詳しくは「Seto ピリカ」ホームページや公式インスタグラムで、ぜひ最新情報をチェックしてみてください。
今年、夜空に咲いた花火の輝きが、皆さまの夏の思い出にそっと灯り続けますように。
そして来年は、またこの海の上で“特等席”をご一緒できますように。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
先日、詫間港に珍しいお客さまがやってきました
それは、沖縄県や奄美大島など南の海で活躍するタグボート 「山陽丸」。
普段は南国の港で大型船を曳航する“港の力持ち”として働いており、瀬戸内海で会える機会はそう多くありません。
普段は電話やリモートでのやり取りが中心ですが、せっかく直接会える機会ということで、事務所スタッフと山陽丸乗組員の皆さんで焼肉懇親会を開催!
テーブルにはジュウジュウと音を立てるお肉と、笑顔が並びます
仕事の話や海のエピソードはもちろん、普段は話せないことや、時には愚痴も交えながら、ざっくばらんに語り合いました。
「沖縄の海は台風の時が本当に大変で…」
「瀬戸内は潮が速くて気が抜けないんですよ」
そんな現場ならではの話題から、お互いの船や港の状況、今後の改善点まで、自然と話は深まり、貴重な意見交換の場となりました
焼肉の煙と笑い声が混ざり合う中で、南と瀬戸内という違う海域で働く仲間同士の距離が、一気に縮まった夜
当日の様子を、一部写真とともにお届けします
この笑顔と交流の空気が、少しでも皆さんに伝われば嬉しいです
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
夏の陽射しが少し和らいだある日、詫間港にちょっと特別な瞬間が訪れました
瀬戸内海を舞台にバラ積み貨物を運ぶ 「第八晃栄丸」 と、沖縄県で曳航作業一筋に活躍するタグボート 「山陽丸」 が、同じタイミングで港に姿を現したのです。

港の岸壁に並ぶその姿は、まるで偶然のようで、実は必然のようでもありました。
というのも、この2隻は 昨年末にも同じ詫間港で顔を合わせている のです。
あの日の冬の冷たい潮風、白い吐息の中で交わされた「また会えるといいですね」という一言。
それから数ヶ月、季節は巡り、今度は夏の青空の下での再会となりました
しかし、今回はちょっとした違いがありました。
船同士は旧知の仲でも、乗組員の顔ぶれが少し変わっており、両船には「初めまして」の方もいます
再会の懐かしさと、初対面の新鮮さが入り混じり、港の空気は不思議と柔らかく、どこか華やいでいました。
第八晃栄丸 は石膏やコークスなどを積み、瀬戸内海の複雑な潮流や狭い水道を軽やかに抜ける熟練の輸送船。
山陽丸 は曳航物件を港へと導くため、沖縄の海で全力を尽くす“引きのプロ”のタグボート。
役割も航路も違う2隻ですが、海で働く者同士の結びつきは、自然と強くなるものです
昨年の冬と、今年の夏——同じ詫間港で繰り返された再会の物語は、また次の季節へと続いていきます
これからも、それぞれの海で力強く働く第八晃栄丸と山陽丸。
再び詫間港で、懐かしい笑顔と新しい出会いが交わる日を、心から楽しみにしています。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
ここ最近の香川県の空模様、ちょっと困ったことになっています
朝は「今日は一日晴れ!」とドヤ顔の青空だったのに、昼前には突然の土砂降り。
それも短時間・局地的でやってくるので、妻の機嫌より読めません
先日も、事務所の前はカンカン照り。
港のほうを見ると真っ黒な雲がもくもく…。
「ん?あそこだけ奥さまに怒られたのか?」と思うほど、
雨雲がピンポイントでかかっていました。
実際、港では10分で上下ともびしょぬれレベルの豪雨だったそうです
港や船では、この“ゲリラ豪雨”は笑っていられません。
デッキが急にスケートリンク化
視界ゼロで「おい、船首どこや!?」状態
強風で帽子が飛び、追いかけたらさらにずぶぬれ
……笑い話にできればいいですが、実際は転倒や作業事故の危険も大きいのです。
天気アプリや防災速報の通知もありますが、
結局のところ「空の色」と「風の匂い」が一番正確な予報士。
「あれ?空がちょっと暗くなったな」と思ったら、
奥さまの表情が変わった時と同じく、即回避行動が正解です
これからの季節は、局地的豪雨や雷雨も増える見込み。
船も港も、そして作業する人も、ずぶぬれにならないように
特に靴下は一度濡れると、奥さまの機嫌より乾きません
このブログがどうか妻に見られませんように…。
(もし見つかったら、私のほうが豪雨に打たれます)
株式会社シーステージ
とあるスタッフより