-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
皆さま、こんにちは。
本日、2025年7月30日(水)8時25分ごろ、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の非常に強い地震が発生しました。
この地震の影響により、国内でも広い範囲で津波警報・注意報が発表され、一時的に港湾施設や海上交通に緊張が走りました。
地震発生当時、当社が管理する一隻の船舶が仙台港にて荷役作業中でしたが、乗組員は地震直後に冷静かつ迅速に判断・対応を行い、安全確保のため緊急出港いたしました。
おかげさまで、乗組員に怪我はなく、船体・機関・積荷等にも損傷は確認されておりません。
また、その他の運航中・係船中の船舶についても、現時点では被害や異常の報告はなく、通常運航を継続しております。
今回の地震は震源が遠方でありながらも、日本の広い範囲に影響を及ぼす可能性のあるものでした。
陸上もさることながら、海上で活動するすべての船舶にとって、こうした自然災害は常に隣り合わせのリスクであり、私たちにとっても改めて身の引き締まる思いとなりました。
この場を借りて、全国各地の港や海域で業務にあたられているすべての船舶関係者の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
そして、突然の災害に見舞われた中でも任務を遂行し続ける乗組員の皆さまのご健勝と、それぞれの船舶のご安航を心よりお祈り申し上げます。
当社としましても、引き続き各船と緊密に連絡を取りながら、気象・海象情報を注視し、安全運航を最優先に対応してまいります。
災害はいつ訪れるかわかりません。日々の備え、そして迅速な判断力と行動力をもって、これからも安全を守ってまいります。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
本日、弊社管理船である鋼材船「つるぎ」に訪船してきました!
現在、「つるぎ」は港にて荷役待機中。
静かな海にゆっくりと船体を浮かべる姿には、どっしりとした安定感があり、何とも頼もしい光景でした
そんな中での訪船には、ちょっとした特別な理由が…。
実は…
8月から、この「つるぎ」に機関部の“新人さん”が乗船することが決まりました!!!
今回はその準備のため、必要な荷物の搬入を兼ねて、乗船予定の若手船員さんのご案内に
ご対応くださった乗組員の皆さま、暑い中本当にありがとうございました
新人さんにとっては、これが初めての長期乗船。
緊張と期待が入り混じる中、今回の「つるぎ」乗船はとても大きな一歩になります。
ですが、何より心強いのは、迎え入れてくださるベテラン乗組員の皆さんの存在です。
温かく声をかけてくださったり、部屋のこと、食事のこと、そして機関部としての心得まで、丁寧に伝えてくださいました
こうした現場の優しさと、厳しさの中でこそ、次の時代のプロフェッショナルが育っていくのだと、改めて実感します。
これからの内航海運を支えるのは、まさに今育っていく若手船員たちです。
船という「職場」であり「生活の場」でもある空間の中で、仲間たちと支え合い、技術を磨き、責任を学びながら――
いつか先輩たちのように、堂々と船を動かす日が来ることでしょう。
私たち陸側も、そんな彼らを全力で応援していきます!
「つるぎ」に新しい風が吹きます。
若手船員が見上げるその先には、頼もしい先輩の背中と、
どこまでも広がる、日本の海。
フルアヘッド――未来へ、全速前進!!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
〜誠山丸のつぶやき〜
「今日も荷役、ごくろうさんやで」
ども、あたし「誠山丸(せいざんまる)」いうんよ。
鋼材運んで、港まわって、今日もせっせと働いとる
歳の話はナシでお願いな。レディにそういうの聞くん、マナー違反やで(笑)
ちょっと傾いただけでゴロンやからな、ほんま神経使う。
ピシャッと真っ直ぐ積まれてないと、落ち着かへんのよ
見た目ゴツいけど、中身は意外と繊細なんやから。
……ほんで、クレーンさん?今日ちょっと雑やったんちゃう?(笑)
乱暴に降ろされたらな、骨まで響くんよ。
どーん!って来た瞬間、「うぉぉ…やめてぇな…」って思っとる。
あたし、タフやけど無敵ちゃうからな?ちょっと気ぃ遣ってや〜。
「現場がピタッと決まったとき、気持ちええんよ」
チョッサーとステベさんたちがアイコンタクトで動き合ってるとこ見ると、
「あ〜今日はイケる日やな!」って思うねん
そういうの、ちゃんと船にも伝わってんねんで。
空気のええ現場って、船もノってくるんやから
いつも天気とか港の調整とか、こっち気にかけてくれてな。
ほんま助かってんねん。感謝してるで。
たまには「誠山丸、よう頑張ってるやん」って声かけてくれてもええんやで?
照れるけど、うれしいんやから
さ、今日の荷役も無事終了。
ちょっと腰(※船底)にきたけど、まだまだやれるわ。
明日もよろしく頼むで〜。
ほな、またな!
株式会シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
本日、弊社が管理する船舶「誠山丸」「ひの峰」に訪船してまいりました!
朝から気温はぐんぐん上がり、訪船時も真夏の日差しが照りつける一日でした
そんな暑さの中でも、乗組員の皆さんは黙々と作業をこなされており、頭が下がる思いです
まずは「誠山丸」へ訪船し、安全ミーティングを行い、船内点検をしました
整備状況や衛生環境も非常によく、日頃からの丁寧な管理が行き届いていることを実感しました
今回は、全天候バースという特殊なバースにて荷役作業を行っていました!
全天候バースとは、屋根付きで雨や風の影響を受けにくい設備が整っており、天候に関係なく荷役が可能な優れもの
紙製品や精密機械など、水濡れに弱い貨物を扱う際には大きな安心につながります。
また、ちょっとした雑談の中で、最近の暑さ対策や航海中のエピソードなど、現場のリアルな声も聞かせていただき、とても有意義な時間となりました
さらに今日は、偶然近くに「ひの峰」も荷役をしていたため、出港直前のタイミングで急きょ訪船
滞在時間は約20分ほどと短い時間ではありましたが、乗組員の皆さんの元気な様子を直接見ることができてよかったです
限られた時間でも快く対応してくださり、本当にありがとうございました!
これからも「誠山丸」「ひの峰」ともに、安全・快適な航海を続けられるよう、陸上からのサポートを続けてまいります!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
先日、株式会社シーステージは設立10周年という節目を迎えることができました。
この10年、決して平たんな道のりではありませんでしたが、たくさんのご縁と支えに恵まれながら、ここまで歩んでくることができました
そんな中、長年お付き合いのある「則久海運株式会社」様より、心温まるお祝いとして立派な胡蝶蘭を頂戴いたしました
届いた瞬間、社員一同「わあ!」と声が出るほど立派なお花で、白く凛と咲くその姿は、まるで「これからも頑張ってくださいね」と応援してくれているかのようでした。
いただいた胡蝶蘭は、現在会社の玄関に飾らせていただいております。
出社時や来客対応のたびに目に入り、自然と背筋が伸びるような気持ちになります
華やかな花とやさしい香りが、玄関にふんわりと彩りを加えてくれて、まるで会社全体が祝福されているようです
胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」。
その言葉どおり、10周年を迎えた今、新たな出発にふさわしいプレゼントとなりました
則久海運株式会社様、このたびは心のこもった素敵なお祝いを本当にありがとうございました。
このご厚意を胸に、これからの10年も「海」と「人」をつなぐ企業として、さらなる飛躍を目指してまいります。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
先日、弊社の本拠地でもある詫間港に、
弊社が管理する2隻の船――鋼材船「つるぎ」とバラ積み船「第八晃栄丸」が、
入れ違いで続けて寄港しました
タイミングとしては珍しく、まるでバトンを渡すように
「つるぎ」が港を離れると、そのすぐあとに「第八晃栄丸」が接岸。
“行ってらっしゃい”と“おかえりなさい”が交差するような、どこかほっこりする瞬間でした
今回の寄港は仮バースでの短い滞在でしたが、
そんな中でも乗組員の皆さんは、ペンキ塗りなどの整備作業にしっかりと取り組んでくださいました
手際よく塗られていくペンキ、真剣なまなざし、丁寧なブラシさばき。
そのひと塗りひと塗りに、“今日も安全運航でいこう”という気持ちが込められているように感じました
こうして日々のメンテナンスを大切にするからこそ、船も人も元気に海を走り続けられるのだと、改めて実感します
そして――
次回はぜひ、同時に寄港してくれたら記念写真を撮りたいなぁ…なんて。
「つるぎ」と「第八晃栄丸」が並んで停まる姿は、詫間港のちょっとした名物になりそうです
またの寄港を、心よりお待ちしております!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
〜「ひの峰」の独り言〜
バラ積み船のベテランやで
はじめまして、「ひの峰」です。
わたしはバラ積み船として、もう長いこといろんな港をまわってきました。
年数も航海数も、かなりのもの。最近ではちょっと“古株”扱いされてるけど、まだまだ現役よ
潮の流れ、風のクセ、港の作業の段取りまで、ほとんど体が覚えてるわ。
初めての場所でも、勘が働くというか、「あ、この感じね」ってわかる。
でもね、どれだけ経験を積んでも、毎航海が勝負。
油断は大敵。ベテランこそ、慎重にいくもんなのよ
わたしが動く燃料はC重油
ねっとりしてて、温めないと使えないやっかいな子だけど、
これがまた“わたしっぽい”って言われるのよ(笑)
エンジンだって、気難しい時もあるけど、ちゃんと点火してくれれば一日元気に回る。
機関長たちがまめに手をかけてくれるから、まだまだ走れるんです
わたしの“体調”管理もバッチリ。
オイル交換は定期的にしてくれてるし、細かいメンテナンスも欠かさない
最近ちょっと気になるのは…交換したあとのオイルの香りが前と違うような?
あれ、気のせいかしら(笑)
バラ積み船って、目立たないけど仕事量は多いのよ。
荷物が何かによって積み方もバラバラ。
それでも、わたしは“当たり前のように安全に運ぶ”。それが信頼につながってるって思ってる。
今日も燃料はC重油。エンジンの鼓動を感じながら、
わたしはまた、次の港へ――。
ベテランの意地と誇りを、積んで走ってます。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
梅雨も明けて、空はどこまでも青く、いよいよ夏本番
照りつける日差しと、船上の反射熱で、デッキに立っているだけでも汗が噴き出してくるような一日でした

「ひの峰」は、瀬戸内海を中心に運航している船で、寄港する港はある程度決まっています
とはいえ、航海の頻度は非常に多く、まさに“毎日が本番”といった忙しさ。
一定のルートをまわるからこそ、一つひとつの航海での精度と安全管理が求められます
そんな中でも、乗組員の皆さんは黙々と、そして着実に業務にあたっておられました。
炎天下のデッキで、汗をぬぐいながら整備や清掃に励む姿には、思わず「本当にありがとうございます」と心の中で何度もつぶやいてしまいます
現場は、船という限られた空間の中で、天候や潮流と向き合いながら動き続けています
陸では気付きにくい大変さがたくさんある中、それを乗り越えて日々の運航を支えてくださっていることに、ただただ感謝です。
これからしばらくは猛暑が続く予報です。
どうか体調には十分に気をつけて、安全第一でお過ごしください。
乗組員の皆さま、暑い中本当にお疲れさまでした!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
これまでの歩みを振り返りながら、あらためて支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
「海と人をつなぐ」という思いのもと、2015年にスタートした私たちの会社は、少しずつ、でも着実に航路を広げてきました。
10年分の波を越えて、ようやく見えてきた“その先の水平線”。
まだまだ旅の途中。これからも止まることなく、舵を切り続けます。
最初は手探りだった事業も、仲間が増え、お取引先や船員の皆さまとのご縁がつながっていくなかで、大きなうねりを乗り越え、今があります。
10年という節目を迎えた今日は、港で言えば「折り返し点」。
ここからさらに、次の10年へ向けた航海が始まります。
“企業は人なり”という言葉を、私たちは本気で信じています。
一緒に船を進めてくれる仲間がいてくれることが、何よりの財産です。
この10年間、本当にいろんなことがありました。
台風のように荒れた日もあれば、凪のように静かな日もありました。
でも、どんなときも私たちのそばには、仲間とお客様がいてくれました。
「海はつながっている」とよく言います。
私たちも、誰かの力と誰かの想いがつながる、そんな会社でありたいと願っています。
そしてこれからも、
日本全国の海を舞台に、港と港、人と人をつなぐ存在であり続けたいと考えています。
これからも、船を出し続けます。
より良い航路を、より強いエンジンで。
そして、もっと多くの笑顔を乗せて。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
次の10年へ―― 全速前進!
シーステージは、これからも“海のそばで、人の真ん中で”。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
〜「山陽丸」のボヤキ〜
タグボート
はいさい!わたしは「山陽丸」やいびーん.gif)
タグボートやから、船や貨物を引っぱるのが仕事どーいびーん。
力仕事やけど、タイミングと気ぃ遣うのが一番大事やさ
曳航物件は重たいし、風や潮に影響されやすいからな、いつも気ぃ抜かれへんさ。
船長の合図待って、じっとタイミング見計らうときは、手に汗握るわけよ
わたしがしっかりしないと、みんなに迷惑かけちゃうさー。
だから毎日、気ぃ引き締めてがんばってるよ
わたしは地味やけど、陰で支えとる役目やっさ。
「ありがとう」ゆうてくれたら、どんなに嬉しいか分からんさー。
株式会社シーステージ
スタッフ一同