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皆さま、こんにちは!
〜第八晃栄丸の独白〜
どうも、わたし、「第八晃栄丸(こうえいまる)」です。
今日もせっせと瀬戸内海の港を巡っております
年齢?それは…まあ、船齢のことは置いときましょうか(笑)。
船って、喋れないから静かだと思われがちですけどね。
実際はもう、毎日いろんな“思い”が渦巻いてるんですよ。
というわけで、今日は日頃は口に出せない(出せないけど!)私の独白を少しだけ。
どことは言いませんけど…満潮・干潮の差が激しい港って、ほんと気を遣うんですよ。
係船索(けいせんさく)だって、ほら、ちょっと油断するとピンピンになっちゃう。
船長さんや甲板員の皆さんが調整してくれるのはありがたいけど…ドキドキしてるのは、わたしも一緒ですから!
最近ちょっとエンジンの調子が…いやいや、まだまだバリバリの現役ですよ
それもこれも、機関長を筆頭に、定期的にオイル交換してくれてるおかげです。
おかげさまで、わたしもご機嫌に回ってます
……ちなみに、私、ちょっと香りが軽いやつの方が好きかもしれません。
あ、気のせいかもしれませんけど(笑)
お、最近乗ってきたあの若手の二等航海士さん
ちゃんと声かけてくれるんですよね
機械も人間も、“見てくれてる”ってわかると、なんだか調子が良くなるものなんです。不思議とね。
そして最後に。
事務所の皆さん、毎回、天気予報のチェックや細かな配船の調整、本当にありがとうございます
わたしたちが無事に運航できるのも、陰で支えてくれる人たちがいるからです。
――あ、ちょっとマジメになっちゃった
というわけで、これからも安全航海、安全荷役で、しっかり働かせていただきます!
たまには船にも話しかけてくださいね
きっと、こっそり喜んでますから
ではまた、次の港で。
――第八晃栄丸より。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
ついに今年もこの季節がやってきましたね。
そう、台風の季節です
先日、早くも台風2号が発生しました。
ニュースを見て「もう来たの!?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
例年だと台風が本格化するのは夏~秋の印象ですが、
ここ数年は梅雨時期から発生することも多く、油断できません
私たちのような船会社や港湾関係者にとって、台風は天気の話では済みません。
天候によっては、
船の入出港スケジュールの変更
積み荷の順番変更
港での荷役作業の中止や延期
といった、さまざまな対応が必要になります。
特に濡れてはいけない貨物(濡禁貨物)を運ぶ場合、
雨・風の強い日は作業が完全にストップすることも珍しくありません。
ベテランの現場スタッフは、天気図を見る目が違います。
気象庁の台風進路予想を見て、
「こりゃ◯日後は西日本アウトだな」
「このコースなら避泊の判断が必要だな」などと、
経験からくる“天気の読み”で早めに手を打っていきます
この「読み」と「段取り」が、台風時の安全と効率を大きく左右するのです。
特に、荷主様や関係先との情報共有のスピードは最重要。
“遅れそうです”という報告が遅れるのが一番困ります
だからこそ、台風シーズンは現場も事務所もピリッとした空気になります。
「台風って、船は動けるんですか?」
よくいただく質問です。
答えは――状況によります。
荒天の中で無理に出港するのは非常に危険です。
だからこそ、事前に「避泊(ひはく)」といって、
比較的安全な湾や港に移動して台風の通過をやりすごすこともあります。
これはまさに、“海の避難所”。
船と乗組員の命を守るための、大事な判断です。
台風のたびに、
「また来たな」「また遅れるな」
という気持ちになるのは正直なところです。
ですが同時に、
自然には逆らえない、だからこそ備える。
この考えは、船の世界では当たり前のことです。
毎年のことだからこそ、
「まぁ、なんとかなるか」ではなく、
「また来たか、準備しよう」と冷静に構える。
それが、海とともに生きる者の姿勢なのだと思います
これから数か月、台風がやってくるたびに、
私たちの業務も“ざわつき”ます
でもその中でも、安全と信頼を守るために、
スタッフ一同しっかり連携し、準備をしていきます。
皆さまも、どうぞ台風接近時は安全第一でお過ごしください。
そして、そんな天気と向き合う私たちの仕事にも、
少しだけ思いを馳せていただけたら嬉しいです
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
最近の四国地方は、ようやく“梅雨らしさ”を取り戻しつつあります
今週は、天気予報を見てもずらりと「雨」「雨」「雨」…見事な梅雨っぷりです
先週は「本当に梅雨…だよね?」と、疑ってしまうような暑さでした
日差しも強く、エアコンなしでは寝苦しい夜もあって、まるで真夏の入口。
この時期にしては異常なくらいの気温に、体もびっくりしていたと思います
そんな中、私は東京へ出張に行ってまいりました
都会の夏は、やはり一味違います。気温もさることながら、街全体の“熱気”がすごい。
人も多い、建物も高い、空も狭い、でもそれがまたワクワクするんですよね
何より、便利。
駅の近くにはコンビニ・カフェ・薬局がズラリと並び、移動は電車一本でどこへでも行ける
田舎者の私にはちょっとしたカルチャーショックでもありつつ、
「やっぱ都会ってすごいなあ」と感心してしまいました
ちょっとした買い物でも、何でも揃ってしまう。時間の流れも、人の流れも、早い。
でもそのスピードにのまれつつも、どこか心地よいのが東京の不思議な魅力です。
さて、そんな東京から帰ってきて、今週は打って変わって雨続き。
気温はぐっと下がって、暑さのピークが和らいだのはありがたいのですが…
雨が続くと、どうしても気持ちがどんよりしてきますね
朝カーテンを開けても、空はグレー。
濡れたくないからおしゃれも制限されるし、
お気に入りの靴もおあずけ。洗濯物も乾かない。出かけるのもおっくう。
気がつけばため息が一つ、ふたつ。
でも、そんな日こそ、少し気持ちを切り替えてみたいものです
たとえば――
雨音をBGMにして読書タイム。
おうちで贅沢なコーヒーや紅茶を淹れて“ご褒美時間”。
いつもは後回しにしがちなクローゼット整理。
ゆっくり映画を観る“おこもりシアター”。
雨の中をあえて散歩してみる、という“非日常体験”もアリかも?
雨の日しかできないことって、案外たくさんある気がします。
この時期ならではの楽しみ方、皆さまは何かありますか
「私はこれで気分を上げています!」というようなアイデアがあれば、ぜひ教えていただきたいです
皆さんの雨の日ライフ、ぜひ参考にさせてください!
「太陽がなくても、笑顔があれば一日が明るくなる
」
そんな気持ちで、梅雨の空の下でも、自分の“晴れ間”を見つけていきましょう!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
先日、尾道海技学院さんが主催された「求人求職セミナー」に参加させていただきました!
当日は、海技学院の学生さんをはじめ、たくさんの求職者の方々と直接お話しすることができました
若手の方からベテランの方まで、海に関わる仕事に対して真剣に向き合っている姿勢に、私たちも身が引き締まる思いでした。
セミナーでは、会社の紹介や仕事内容の説明をさせていただき、
参加者の方からもたくさんのご質問やご意見をいただきました。
こういった“リアルな声”に触れる機会は、私たちにとっても非常に貴重です
なんと当日は、地元のケーブルテレビ局も取材に来られていて、
セミナーの様子を撮影・インタビューされていました!
その模様は、現在YouTubeでも公開中です!
動画はこちらからご覧いただけます!
今回のセミナーを通して、改めて「人と直接話すことの大切さ」を実感しました。
これからの未来を担う方々と出会えることは、企業としても大きな財産です。
また機会があれば、ぜひこういったセミナーに積極的に参加していきたいと思っています。
関係者の皆さま、そしてお話しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
次回も、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
「さあ、新しい取り組みを始めましょう!」
事務所でそう言えば、拍手が起こる
資料もキレイに整い、導入予定日も決まる。
…が、それが本船に伝わったそのとき、返ってきた言葉はこうだ。
「……で、それって誰がやるんですか?」
船会社あるあるです。
新しいことを始めようとすると、必ず“温度差”が生まれる。
とくに「船側(現場)」と「陸上側(事務・管理)」では、見ている風景がまったく違う。
でも、それは避けられないものではなく、「ならしていくもの」です。
今回はそんな“温度差”との上手な付き合い方について、ちょっとユーモアを交えつつ、真面目に考えてみましょう。
陸側は、全体最適を考えて新しい制度や仕組みを導入しようとします。
一方、船側は「それがこの天気、この積荷、このタイミングで本当にできるのか?」を見ています。
どちらも正しい。
でも、“今ここ”と“全体最適”は、必ずしも一致しない。
船の視界は「実際に揺れてる甲板」であり、
陸の視界は「全体航路のマップ」なんです。
新システム、新記録簿、新アプリ。
どれも「便利になりますよ!」という触れ込みで始まります。
でも現場は、こう思っています:
「説明が長い」
「Wi-Fi遅いのにアプリなんて無理」
「紙が減るどころか増えた気がする…」
“改善”という言葉には魔法のような響きがありますが、**それを運ぶのは結局“人間の手”と“時間”**です。
エンジンだって急に動かせば壊れます。
人も同じ。
だから、新しいことは“試運転”が必要です。
まずは小さく試す
その結果を聞く
現場の声を反映する
「これがあると10分早く寝られる」といった“現場ベネフィット”で伝える
「便利です」じゃなく、「楽になります」が刺さるのが船です。
温度差をなくす魔法の言葉はありません。
でも、魔法に近いのが「一緒に考えた」「一緒に決めた」という空気です。
若手陸上スタッフが船に1週間“現場留学”する
船員がアイデアを出し、改善提案として取り上げられる
船と陸の合同ミーティングで、実例をベースにした“成功体験”を共有する
その積み重ねが、「ああ、これは誰かの命令じゃなく、自分たちの会社の話なんだ」と思わせる。
新しいことに“温度差”が生まれるのは、当然です。
問題なのは、それを見て見ぬふりすること。
必要なのは、温度を感じてから、どう温めるか。
エンジンも冷えたままじゃ動きません。
人の気持ちも、同じです。
船と陸、見ている視点が違っても、向かっている目的地は同じ。
「安全・効率・持続可能な運航」のために、
どちらかが我慢するのではなく、一緒に温まっていくプロセスが大切です。
新しい波を起こすなら、みんなが乗れる船にしよう。
今日も安全航海で!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
みなさま、今日の暑さ……ちょっと異常じゃないですか?
6月も中旬、梅雨入りしたばかりだというのに、今日の香川県は朝からうだるような暑さ!
気温は30℃を超え、湿度も高く、体感的にはほぼ真夏。
香川県では本日、「熱中症警戒アラート」が発令されています。
この時期の暑さは、ただ気温が高いだけじゃありません。
そう、湿度も容赦ないんです
グラフで見る「今日の熱中症リスク」香川県では本日「熱中症警戒アラート」が発令されており、環境省WBGT(暑さ指数)のグラフをチェックしたところ、午前11時頃から28〜29℃(厳重警戒ゾーン)に達していることがわかります
気象庁と環境省が共同で出している「熱中症警戒アラート」。
今日は香川県内で広く発令されており、屋外作業や部活動などは原則中止・延期を検討するようにと呼びかけられています
弊社のある香川県三豊市でも、体感温度はすでに真夏レベル
WBGT基準:
28℃以上 → 熱中症リスク大
31℃以上 → 激しい運動中止推奨
香川県だけでなく、全国的にも「危険」「厳重警戒」のレベルが続いており、マスク生活との相性も悪く、要注意な一日です。

梅雨入りしてからの“もわっと感”がすごい!つい先日、四国地方も梅雨入りしましたが、それと同時に空気が一変。
外に出ると、まるでお風呂場のようなムシムシ感…。
気温が高いだけなら日陰に入ってひと息つけますが、湿度が高いと汗が蒸発せず、体温が下がりにくくなるため、熱中症のリスクが一気に上がります
この“湿度+高温”の組み合わせ、本当に危険なんです
冷房が効いている室内でも油断できません。
皆さんもご自愛ください!本当に、体調を崩しやすい時期です。
特にお子さんや高齢の方、持病のある方は、無理せず・頑張りすぎず・こまめに休むことを意識してください
「まだ6月だから」「ちょっとだけ外に出るだけだから」と油断してしまうのが一番危ないタイミングです。
家にいる時でも、水分はしっかり!
冷房を適切に使って、快適な空間を作ることが大事です。
梅雨と猛暑のダブルパンチ、体調を崩しやすい難しい時期ですが、
「知って・備えて・ゆるく乗り切る」ことで、少しでも心地よく、元気に毎日を過ごせます
こういう時こそ笑顔とちょっとの工夫が効いてきます。
この夏を元気に乗り切るためにも、まずは“今”の暑さを軽く考えず、しっかり対策していきましょう
それではまた、次回の更新で!!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
世の中の人が「海運業」と聞いて思い浮かべるのは、
潮風を浴びながら操舵室に立つ、豪快な“海の男”。
でも現実は──
俺、A4の紙に囲まれて、事務所でWordとExcelと戦ってます。
令和のこの時代。
「ペーパーレス化」とか「業務のデジタル化」とか、
なんだか先進的な言葉が飛び交っている。
けど現場では、
印刷、押印、スキャン、メール送信──
で、修正指示が来てまた印刷。
気づけば、机の上は再提出された“最新版”の紙だらけ。
クラウドどころか、紙雲が発生してる。
たとえば、安全関係の提出したときの話。
「大野 樹一郎」と「大野 樹一朗」──どちらも“じゅいちろう”で発音は同じ。
俺:「誤字ってほどじゃないですよね?」
担当:「でも正式書類ですから」
たしかに間違いなんだけど、
印刷→訂正→PDF化→再送…このサイクルが精神を削る。
たまに夢の中でも「Ctrl+P」で印刷してる。
最近の敵は、帳票を自動作成する“謎のExcelマクロ”。
セルを一つ編集したら──
日付が勝手に平成元年に
船名が「第七晃栄丸」になってる
シートが3倍に増殖する
誰が作ったのか分からない。
説明書もない。
もはやこれは、パンドラのファイル。
書類の世界にも“現場力”はある。
ワードでPDFにして社印を合成する技
船主・船長・取引先、それぞれのクセを読み取るスキル
スキャンができないときの対応力。
これ、国家資格にしてくれないかな。
「第一種・現場的対応士」
俺、多分、受かる自信ある。
疲れるけど、
たまに出る“しょうもない笑い”が救いだ。
そんな会話だけで、少し浮かべる。
沈みそうでも、笑ってるうちは沈まない。
船は沈まない。けど俺はたまに紙で沈む
デジタル化は進んでる。でもFAXも進んでる
書類の波も、笑って乗りこなすしかない
さ、今日も電話やメールの対応。
株式会社シーステージ
大野
皆さま、こんにちは!
6月に入り、ここ香川県でも梅雨入りが発表されました
今年の四国地方は昨年より9日早く、平年より3日遅い梅雨入りとのことで、なんとも“ちょうど中間”のようなタイミングですね

事務所の周りでも紫陽花が咲きはじめ、しっとりとした空気に包まれています。
雨の降る日が続くと、つい気分もどんよりしがちですが、季節の花々や雨音には、不思議と心が和む瞬間もあります
さて、梅雨といえば気になるのが「船の仕事への影響」です。
「雨が降ったら、船って止まるんですか?」と聞かれることがありますが、実は船の運航自体は、雨だけで止まることはほとんどありません。
風や波が荒れなければ、通常通り運航が可能です。
ただし――
問題になるのは“荷役”です。
港で貨物の積み下ろしを行う作業では、天候の影響が大きく出ます。
特に、濡れてはいけない荷物(紙類、化学薬品、精密機器など)を積んでいる場合、雨天時には荷役作業が中断されることがあります。
「荷役は晴れ待ち、船は海の上で待機」なんてことも、梅雨時期には珍しくありません。
雨が止むのを見計らって作業スケジュールを組み直したり、倉庫との段取りを調整したりと、現場はなかなか忙しくなります。
また、濡れるとすぐにダメになってしまうようなデリケートな貨物もあるため、安全第一・品質第一のためにも、少しの雨でも荷役を見送る判断が必要なこともあるのです
そんなわけで、この時期は船も陸も、天気予報とにらめっこの毎日です。
晴れ間を見つけて、的確に動けるかどうかが勝負どころ。現場作業員の経験とチームワークが光る季節でもあります
雨にも負けず、湿気にも負けず、
今年の梅雨も安全第一で、しっかりと乗り越えていきたいと思います。
皆さまもどうかご安全に。
そして体調に気をつけて、梅雨の季節を健やかにお過ごしください
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!

整備や点検作業の合間の休憩時間に、ふと見上げると…
乗組員の方が革手(かわて)で布団を干している姿が!
気持ちよく晴れた日だったので、きっといいタイミングだったんでしょう。
でも…革手のままで布団干してるの、気にならないのかな?(笑)
そんな何気ない一コマが、現場の空気感を表していて、なんだかほっこりしました
作業は厳しくても、合間には笑顔や自然体の姿があって、
海の仕事って本当に「人」が支えているんだなと改めて実感します。
日々の作業風景、乗組員の表情、そしてこんなちょっとした”一息”の瞬間も
どんどん発信していきますので、ぜひのぞいてみてくださいね
海のしごとに少しでも興味がある方、
「ちょっと話を聞いてみたいな」「船の雰囲気が気になる」という方も大歓迎です!
現場のリアルとあたたかさを、もっともっと届けていけるよう発信していきます
今後ともよろしくお願いいたします!
株式会社シーステージ
スタッフ一同