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カテゴリー別アーカイブ: 日記

船の雑学:あなたの知らない海の常識

皆さま、こんにちは!


今日はちょっとした船の雑学をお届けしますenpitu02.gif

たとえば、船の左側を「ポート(port)」、右側を「スターボード(starboard)」と呼ぶのをご存じでしょうかhatena02.gif
普通に「右!左!」でいいじゃないか、と思うのですが、昔の船はみんな舵(かじ)が右側についていたので、「右」と言うと舵を指してしまって混乱する…ということで、わざわざ専用の言葉が生まれたそうです。

また、船にとって「風向き」や「潮流」は命そのもの。昔の船乗りたちは、空の星を見て自分の位置を知ったり、海鳥の飛ぶ方向で陸の位置を予想したりしていたんですよbikkuri03.gif
今はGPSがあるので「ピッ」と押せば一発でわかりますが、もし電源が落ちたら?…船乗りは今でも星や太陽を使った天測(セクスタント)を学ぶんです。ちょっとロマンがありますよねkira01.gif

最後にもうひとつ。昔の船の「お風呂」って、ほとんど海水なんです!
もちろん真水もありますが、貴重なので海水で沸かして最後に真水ですすぐスタイル。
初めて乗船する人は「しょっぱい!」とびっくりするとかしないとか…。

海や船は知れば知るほど面白い世界。
また次回も雑学をお届けしますので、お楽しみに!

株式会社シーステージ
スタッフ一同

とあるスタッフの今日の一日

皆さま、こんにちは!

皆さま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?
帰省やご旅行、ご自宅でゆっくりと、それぞれの夏を楽しまれたことと思いますkira01.gif

さて、今日のとあるスタッフの一日をご紹介します!

週末に「第八晃栄丸」が詫間港に寄港したため、まずは船長さんと一緒に雇入れへ同行しました。現場ならではのお話を伺うことができ、とても勉強になりました!enpitu02.gif

その後はスタッフ総出で、観光船「Seto ピリカ」のお掃除へ。
普段お客様に楽しんでいただいている船だからこそ、感謝の気持ちを込めてみんなで丁寧に磨きましたkira01.gif

実は、せっかくの掃除風景を写真に収めようと思っていたのですが……作業に夢中になりすぎてすっかり忘れてしまいましたkao-a20.gif
ですが、汗をかきながら一生懸命きれいにした船内を見れば、その様子はきっと伝わるはず!kira01.gif

振り返ると今日は「学びあり、汗あり、笑いあり」の一日。
船長さんからの貴重なお話も、スタッフみんなで取り組んだ掃除も、どれも大切な経験になりましたbikkuri03.gif

次回は忘れずに写真もアップしますので(笑)、どうぞお楽しみに!

株式会社シーステージ
スタッフ一同

海に映る花火、船上に咲く笑顔

皆さま、こんにちは!

お盆ですね。
お盆とは、先祖の霊をお迎えして供養する、日本の夏の大切な行事。
地域によって迎え火や送り火、精霊流しなどさまざまな風習がありますが、海の近くでは灯りや水辺が特に印象的な季節でもありますhana-ani03.gif
そんなお盆の時期、皆さまはいかがお過ごしでしょうかhatena01.gif

先日、観光船「Seto ピリカ」にて、香川県高松市で開催された「高松まつり」の花火大会を、お客様と一緒に海の上から楽しむクルージングに出航しましたyotto.gif
ご乗船いただき、本当にありがとうございましたbikkuri02.gif

港を離れ、潮風を感じながら向かった先に広がるのは、日中とはまったく違う夜の海。
やがて空が暗くなると、遠くで聞こえる太鼓の音や、祭りのにぎわいが波間を渡ってきます。
そして――ドン!という音とともに夜空に広がる大輪の花star.gif
海面に映るその光景は、陸から見る花火とはひと味違い、まるで空と海が一緒に祝っているかのようでしたkira01.gif
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皆さまと同じ時間、同じ景色を船上で分かち合えたことを、心からうれしく思いますkya-.gif
笑顔や歓声、カメラを向ける姿……そのすべてが、船内を温かく照らす灯りになっていました。
またお会いできる日を、クルー一同楽しみにしています。来年もぜひご乗船くださいkira01.gif

「高松まつり」だけでなく、これからも季節ごとにさまざまなイベントクルーズを計画しています。
詳しくは「Seto ピリカ」ホームページ公式インスタグラムで、ぜひ最新情報をチェックしてみてください。

今年、夜空に咲いた花火の輝きが、皆さまの夏の思い出にそっと灯り続けますように。
そして来年は、またこの海の上で“特等席”をご一緒できますように。

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株式会社シーステージ
スタッフ一同

南からのお客さま!山陽丸、詫間港に寄港&焼肉懇親会

皆さま、こんにちは!

先日、詫間港に珍しいお客さまがやってきましたhana-ani01.gif
それは、沖縄県や奄美大島など南の海で活躍するタグボート 「山陽丸」
普段は南国の港で大型船を曳航する“港の力持ち”として働いており、瀬戸内海で会える機会はそう多くありません。

普段は電話やリモートでのやり取りが中心ですが、せっかく直接会える機会ということで、事務所スタッフと山陽丸乗組員の皆さんで焼肉懇親会を開催!kira01.gif
テーブルにはジュウジュウと音を立てるお肉と、笑顔が並びますkya-.gif
仕事の話や海のエピソードはもちろん、普段は話せないことや、時には愚痴も交えながら、ざっくばらんに語り合いました。

「沖縄の海は台風の時が本当に大変で…」
「瀬戸内は潮が速くて気が抜けないんですよ」

そんな現場ならではの話題から、お互いの船や港の状況、今後の改善点まで、自然と話は深まり、貴重な意見交換の場となりましたbikkuri03.gif

焼肉の煙と笑い声が混ざり合う中で、南と瀬戸内という違う海域で働く仲間同士の距離が、一気に縮まった夜

当日の様子を、一部写真とともにお届けしますcamera.gif
この笑顔と交流の空気が、少しでも皆さんに伝われば嬉しいですstar.gif

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株式会社シーステージ
スタッフ一同

詫間港で再会と初対面!第八晃栄丸と山陽丸

皆さま、こんにちは!

夏の陽射しが少し和らいだある日、詫間港にちょっと特別な瞬間が訪れましたkira01.gif
瀬戸内海を舞台にバラ積み貨物を運ぶ 「第八晃栄丸」 と、沖縄県で曳航作業一筋に活躍するタグボート 「山陽丸」 が、同じタイミングで港に姿を現したのです。
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港の岸壁に並ぶその姿は、まるで偶然のようで、実は必然のようでもありました。
というのも、この2隻は 昨年末にも同じ詫間港で顔を合わせている のです。
あの日の冬の冷たい潮風、白い吐息の中で交わされた「また会えるといいですね」という一言。
それから数ヶ月、季節は巡り、今度は夏の青空の下での再会となりましたyotto.gif

しかし、今回はちょっとした違いがありました。
船同士は旧知の仲でも、乗組員の顔ぶれが少し変わっており、両船には「初めまして」の方もいますyotuba.gif
再会の懐かしさと、初対面の新鮮さが入り混じり、港の空気は不思議と柔らかく、どこか華やいでいました。

第八晃栄丸 は石膏やコークスなどを積み、瀬戸内海の複雑な潮流や狭い水道を軽やかに抜ける熟練の輸送船。
山陽丸 は曳航物件を港へと導くため、沖縄の海で全力を尽くす“引きのプロ”のタグボート。
役割も航路も違う2隻ですが、海で働く者同士の結びつきは、自然と強くなるものです


昨年の冬と、今年の夏——同じ詫間港で繰り返された再会の物語は、また次の季節へと続いていきますfutaba.gif

これからも、それぞれの海で力強く働く第八晃栄丸と山陽丸。
再び詫間港で、懐かしい笑顔と新しい出会いが交わる日を、心から楽しみにしています。

株式会社シーステージ
スタッフ一同

空は気まぐれ?最近の“局地的豪雨”事情

皆さま、こんにちは!


ここ最近の香川県の空模様、ちょっと困ったことになっていますame02.gif

朝は「今日は一日晴れ!」とドヤ顔の青空だったのに、昼前には突然の土砂降り。
それも短時間・局地的でやってくるので、妻の機嫌より読めませんkao17.gif

先日も、事務所の前はカンカン照り。
港のほうを見ると真っ黒な雲がもくもく…。
「ん?あそこだけ奥さまに怒られたのか?」と思うほど、
雨雲がピンポイントでかかっていました。
実際、港では10分で上下ともびしょぬれレベルの豪雨だったそうですame.gif

港や船では、この“ゲリラ豪雨”は笑っていられません。

ame02.gifデッキが急にスケートリンク化

ame02.gif視界ゼロで「おい、船首どこや!?」状態

ame02.gif強風で帽子が飛び、追いかけたらさらにずぶぬれ
……笑い話にできればいいですが、実際は転倒や作業事故の危険も大きいのです。

天気アプリや防災速報の通知もありますが、
結局のところ「空の色」と「風の匂い」が一番正確な予報士。
「あれ?空がちょっと暗くなったな」と思ったら、
奥さまの表情が変わった時と同じく、即回避行動が正解ですbikkuri03.gif

これからの季節は、局地的豪雨や雷雨も増える見込み。
船も港も、そして作業する人も、ずぶぬれにならないようにbikkuri02.gif
特に靴下は一度濡れると、奥さまの機嫌より乾きませんkao-a20.gif


このブログがどうか妻に見られませんように…。
(もし見つかったら、私のほうが豪雨に打たれます)

株式会社シーステージ
とあるスタッフより

年に2日だけ渡れる神の島へ――津嶋神社へ参拝してきました

皆さま、こんにちは!

 

先日、事務所スタッフの一人が、香川県三豊市三野町の沖に浮かぶ小さな島「津嶋神社」へ参拝に行ってきましたbikkuri03.gif
この神社は、子どもの健康と成長を見守る“守り神”として、地元ではとても有名な場所です。
そして、最大の特徴は……
なんとこの島、年にたった2日間(8月4日・5日)しか渡ることができない神社なんです!

年に一度の夏季大祭

普段は静かに海の上に浮かんでいる津嶋神社ですが、
夏季大祭の2日間だけ、海岸から島まで長い渡り橋が開放されます。
朝から夜まで、多くの親子連れが訪れ、橋を渡るその光景はまるで映画のワンシーンのようでしたhana-ani03.gif

「元気に育ってくれてありがとう」

「これからも健康で過ごせますように」

橋の上を歩く親子の背中からは、そんな想いがにじんでいるようでしたup.gif

 

幻の駅「津島ノ宮駅」も出現!

この2日間限定で、もう一つ現れる“幻”があります。
それが、JR予讃線「津島ノ宮駅」。
この駅は、夏季大祭の時だけ営業する臨時駅で、
「日本でいちばん営業日数が少ない駅」としても知られています。
電車を降りた瞬間からお祭りムードstar.gif
駅のホームから参拝者の列が続き、普段は静かな港町がにぎやかな空気に包まれていました。

 

子どもたちの無事と笑顔を願って

津嶋神社は、子どもを育てるすべての人にとって、
「ありがとう」と「これからもよろしく」を伝える場所なのかもしれません。
私たちも、日々の忙しさの中で忘れがちな感謝の気持ちを、この特別な2日間の中であらためて思い出すことができましたkira01.gif

 

また来年も、感謝と祈りを届けに訪れたいと思いますbikkuri04.gif

 

株式会社シーステージ
スタッフ一同

祭りの季節ですね!

皆さま、こんにちは!


夏もいよいよ本番、そして各地でお祭りがにぎわいを見せる季節になりましたねbikkuri04.gif

先日もここ香川県では、丸亀、観音寺、高松など、各地で夏祭りや花火大会が開催され、大いに盛り上がっていたようですkira01.gif
浴衣姿の方や屋台のにぎわい、夜空に咲く大輪の花火――
まさに「夏ならでは」の風景に、気持ちもパッと明るくなりますね。

写真は「第60回さかいで大橋まつり」でとった1枚

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さて、そんな夏の風景といえば、もうひとつ。
弊社公式Instagramでは、先月から「船員さんからの写真&動画企画」をスタートしていますcamera.gifkira01.gif

普段なかなか見ることのできない「船の上のリアルな景色」や「日常の一コマ」を、乗組員さんたちの目線で切り取った投稿をお届けしています。
青く広がる海、夕焼けに染まる甲板、作業中のひとコマ……
ひとつひとつの写真に、船で働く人たちの思いや現場の空気がにじんでいます。

今月も投稿を予定しておりますので、ぜひご覧いただけますと幸いです!
Instagramでは「#シーステージのうみ」などのハッシュタグでも投稿を探せますので、ぜひ覗いてみてくださいね

【公式Instagramはこちら】

https://www.instagram.com/seastage/?igsh=Z3Nrd2k5ZWVpNGtx&utm_source=qr#

今月も新しい投稿を予定しておりますので、ぜひご覧ください!
いいねやコメントも、励みになりますkya-.gif

夏の空と海は美しいけれど、暑さや急な天候の変化には引き続き要注意。
安全第一で、船と陸が一丸となって、この夏も乗り越えてまいります。

皆さまも熱中症などにはくれぐれもお気をつけて、楽しい夏をお過ごしください!

株式会社シーステージ
スタッフ一同

8月に入りましたね!

皆さま、こんにちは!


カレンダーをめくると、今日から8月。いよいよ夏も本番ですねhana13.gif

朝からセミの声がにぎやかに響き、空にはモクモクと大きな入道雲。
海から吹く風も、どこか夏のにおいがして、季節の移り変わりを肌で感じますyotuba.gif
そんななか、私たちの船たちも、それぞれの海で暑さに負けず奮闘中ですup.gif

仙台、神戸、北九州、そして四国の海――。
「第八晃栄丸」「誠山丸」「つるぎ」「ひの峰」「山陽丸」など、当社が運航する船は、全国各地の港を結びながら、それぞれの使命を果たしていますyotto.gif

夏の海はときに穏やかで、絵に描いたような青空が広がる一方で、熱中症や突然の雷雨など油断のできない場面もありますame02.gif
乗組員たちはこまめな水分補給や作業時間の調整など、万全の対策をしながら、安全運航に努めていますkira01.gif

また、夏は若手船員の乗船や交代時期とも重なり、「次の世代」が育っていく時期でもありますstar.gif
どの船でもベテランと若手が声をかけ合いながら、暑さの中でも和やかな雰囲気で日々を過ごしているようです。
厳しい環境の中でも、仲間とのチームワークがなによりの力になりますねbikkuri03.gif

会社としても、船と陸が連携を取りながら、暑さに負けずしっかりと運航を支えてまいります。

これからお盆も近づき、港の出入りもにぎやかになる時期。
暑さもピークを迎えますので、皆さまもどうか体調にはお気をつけて、無理せずお過ごしください。

今月も、そしてこの夏も――
“安全第一”で、元気に、前向きに!
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社シーステージ
スタッフ一同

2025年7月30日の地震について―船舶対応と皆さまへのお見舞い―

皆さま、こんにちは。

本日、2025年7月30日(水)8時25分ごろカムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の非常に強い地震が発生しました。
この地震の影響により、国内でも広い範囲で津波警報・注意報が発表され、一時的に港湾施設や海上交通に緊張が走りました。

地震発生当時、当社が管理する一隻の船舶が仙台港にて荷役作業中でしたが、乗組員は地震直後に冷静かつ迅速に判断・対応を行い、安全確保のため緊急出港いたしました。
おかげさまで、乗組員に怪我はなく、船体・機関・積荷等にも損傷は確認されておりません。
また、その他の運航中・係船中の船舶についても、現時点では被害や異常の報告はなく、通常運航を継続しております。

今回の地震は震源が遠方でありながらも、日本の広い範囲に影響を及ぼす可能性のあるものでした。
陸上もさることながら、海上で活動するすべての船舶にとって、こうした自然災害は常に隣り合わせのリスクであり、私たちにとっても改めて身の引き締まる思いとなりました。

この場を借りて、全国各地の港や海域で業務にあたられているすべての船舶関係者の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
そして、突然の災害に見舞われた中でも任務を遂行し続ける乗組員の皆さまのご健勝と、それぞれの船舶のご安航を心よりお祈り申し上げます。

当社としましても、引き続き各船と緊密に連絡を取りながら、気象・海象情報を注視し、安全運航を最優先に対応してまいります。
災害はいつ訪れるかわかりません。日々の備え、そして迅速な判断力と行動力をもって、これからも安全を守ってまいります。

株式会社シーステージ
スタッフ一同