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皆さま、こんにちは!
先日、株式会社シーステージは設立10周年という節目を迎えることができました。
この10年、決して平たんな道のりではありませんでしたが、たくさんのご縁と支えに恵まれながら、ここまで歩んでくることができました
そんな中、長年お付き合いのある「則久海運株式会社」様より、心温まるお祝いとして立派な胡蝶蘭を頂戴いたしました
届いた瞬間、社員一同「わあ!」と声が出るほど立派なお花で、白く凛と咲くその姿は、まるで「これからも頑張ってくださいね」と応援してくれているかのようでした。
いただいた胡蝶蘭は、現在会社の玄関に飾らせていただいております。
出社時や来客対応のたびに目に入り、自然と背筋が伸びるような気持ちになります
華やかな花とやさしい香りが、玄関にふんわりと彩りを加えてくれて、まるで会社全体が祝福されているようです
胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」。
その言葉どおり、10周年を迎えた今、新たな出発にふさわしいプレゼントとなりました
則久海運株式会社様、このたびは心のこもった素敵なお祝いを本当にありがとうございました。
このご厚意を胸に、これからの10年も「海」と「人」をつなぐ企業として、さらなる飛躍を目指してまいります。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
先日、弊社の本拠地でもある詫間港に、
弊社が管理する2隻の船――鋼材船「つるぎ」とバラ積み船「第八晃栄丸」が、
入れ違いで続けて寄港しました
タイミングとしては珍しく、まるでバトンを渡すように
「つるぎ」が港を離れると、そのすぐあとに「第八晃栄丸」が接岸。
“行ってらっしゃい”と“おかえりなさい”が交差するような、どこかほっこりする瞬間でした
今回の寄港は仮バースでの短い滞在でしたが、
そんな中でも乗組員の皆さんは、ペンキ塗りなどの整備作業にしっかりと取り組んでくださいました
手際よく塗られていくペンキ、真剣なまなざし、丁寧なブラシさばき。
そのひと塗りひと塗りに、“今日も安全運航でいこう”という気持ちが込められているように感じました
こうして日々のメンテナンスを大切にするからこそ、船も人も元気に海を走り続けられるのだと、改めて実感します
そして――
次回はぜひ、同時に寄港してくれたら記念写真を撮りたいなぁ…なんて。
「つるぎ」と「第八晃栄丸」が並んで停まる姿は、詫間港のちょっとした名物になりそうです
またの寄港を、心よりお待ちしております!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
〜「ひの峰」の独り言〜
バラ積み船のベテランやで
はじめまして、「ひの峰」です。
わたしはバラ積み船として、もう長いこといろんな港をまわってきました。
年数も航海数も、かなりのもの。最近ではちょっと“古株”扱いされてるけど、まだまだ現役よ
潮の流れ、風のクセ、港の作業の段取りまで、ほとんど体が覚えてるわ。
初めての場所でも、勘が働くというか、「あ、この感じね」ってわかる。
でもね、どれだけ経験を積んでも、毎航海が勝負。
油断は大敵。ベテランこそ、慎重にいくもんなのよ
わたしが動く燃料はC重油
ねっとりしてて、温めないと使えないやっかいな子だけど、
これがまた“わたしっぽい”って言われるのよ(笑)
エンジンだって、気難しい時もあるけど、ちゃんと点火してくれれば一日元気に回る。
機関長たちがまめに手をかけてくれるから、まだまだ走れるんです
わたしの“体調”管理もバッチリ。
オイル交換は定期的にしてくれてるし、細かいメンテナンスも欠かさない
最近ちょっと気になるのは…交換したあとのオイルの香りが前と違うような?
あれ、気のせいかしら(笑)
バラ積み船って、目立たないけど仕事量は多いのよ。
荷物が何かによって積み方もバラバラ。
それでも、わたしは“当たり前のように安全に運ぶ”。それが信頼につながってるって思ってる。
今日も燃料はC重油。エンジンの鼓動を感じながら、
わたしはまた、次の港へ――。
ベテランの意地と誇りを、積んで走ってます。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
梅雨も明けて、空はどこまでも青く、いよいよ夏本番
照りつける日差しと、船上の反射熱で、デッキに立っているだけでも汗が噴き出してくるような一日でした

「ひの峰」は、瀬戸内海を中心に運航している船で、寄港する港はある程度決まっています
とはいえ、航海の頻度は非常に多く、まさに“毎日が本番”といった忙しさ。
一定のルートをまわるからこそ、一つひとつの航海での精度と安全管理が求められます
そんな中でも、乗組員の皆さんは黙々と、そして着実に業務にあたっておられました。
炎天下のデッキで、汗をぬぐいながら整備や清掃に励む姿には、思わず「本当にありがとうございます」と心の中で何度もつぶやいてしまいます
現場は、船という限られた空間の中で、天候や潮流と向き合いながら動き続けています
陸では気付きにくい大変さがたくさんある中、それを乗り越えて日々の運航を支えてくださっていることに、ただただ感謝です。
これからしばらくは猛暑が続く予報です。
どうか体調には十分に気をつけて、安全第一でお過ごしください。
乗組員の皆さま、暑い中本当にお疲れさまでした!
株式会社シーステージ
スタッフ一同
これまでの歩みを振り返りながら、あらためて支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
「海と人をつなぐ」という思いのもと、2015年にスタートした私たちの会社は、少しずつ、でも着実に航路を広げてきました。
10年分の波を越えて、ようやく見えてきた“その先の水平線”。
まだまだ旅の途中。これからも止まることなく、舵を切り続けます。
最初は手探りだった事業も、仲間が増え、お取引先や船員の皆さまとのご縁がつながっていくなかで、大きなうねりを乗り越え、今があります。
10年という節目を迎えた今日は、港で言えば「折り返し点」。
ここからさらに、次の10年へ向けた航海が始まります。
“企業は人なり”という言葉を、私たちは本気で信じています。
一緒に船を進めてくれる仲間がいてくれることが、何よりの財産です。
この10年間、本当にいろんなことがありました。
台風のように荒れた日もあれば、凪のように静かな日もありました。
でも、どんなときも私たちのそばには、仲間とお客様がいてくれました。
「海はつながっている」とよく言います。
私たちも、誰かの力と誰かの想いがつながる、そんな会社でありたいと願っています。
そしてこれからも、
日本全国の海を舞台に、港と港、人と人をつなぐ存在であり続けたいと考えています。
これからも、船を出し続けます。
より良い航路を、より強いエンジンで。
そして、もっと多くの笑顔を乗せて。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
次の10年へ―― 全速前進!
シーステージは、これからも“海のそばで、人の真ん中で”。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
〜「山陽丸」のボヤキ〜
タグボート
はいさい!わたしは「山陽丸」やいびーん.gif)
タグボートやから、船や貨物を引っぱるのが仕事どーいびーん。
力仕事やけど、タイミングと気ぃ遣うのが一番大事やさ
曳航物件は重たいし、風や潮に影響されやすいからな、いつも気ぃ抜かれへんさ。
船長の合図待って、じっとタイミング見計らうときは、手に汗握るわけよ
わたしがしっかりしないと、みんなに迷惑かけちゃうさー。
だから毎日、気ぃ引き締めてがんばってるよ
わたしは地味やけど、陰で支えとる役目やっさ。
「ありがとう」ゆうてくれたら、どんなに嬉しいか分からんさー。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
〜「つるぎ」のつぶやき〜
鋼材船のしっかり者
こんにちは、わたしは「つるぎ」。
主に鋼材を運ぶ鋼材船として、日本のいろんな港を行ったり来たりしています。
荷物は重たくて気を遣うけど、それ以上に悩ましいのが「予定の頻繁な変更」なんです。
積み込みや荷降ろしのスケジュールが直前で変わることが多くて、準備も段取りもそのたびに調整し直し。
私も乗組員も、いつもドタバタ。予定通りに行く日は、ほんとに貴重なんですよ。
それでも「予定変更」には慣れっこになってしまってるのが、正直なところ。
重くて丈夫なイメージがあるけど、積み込みは本当に神経を使います。
少しでもズレたら大事故につながるし、だからこそ安全第一。
いつも慎重に扱ってもらってるおかげで、わたしも安心して運べます。
ガチャン、ガチャンという大きな音は、どうしても体に響いてしまいます。
できれば、もう少し優しく扱ってほしいなと思うけど、そんなこと言えないのが船のつらいところ(笑)。
毎回、安全に港に着けて、荷役が終わる瞬間がいちばん嬉しいんです。
これからも変わりやすい予定に負けずに、しっかり務めたいと思っています。
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
本日は、わたしたちにとってちょっと特別なご報告です
〜生まれ変わったような船体、次なる航海へ〜
弊社の大切な船、「第八晃栄丸」が、阿南造船でのドック作業を無事に終え、出渠いたしました
長年海を駆け抜けてきた船が、今回の整備を経て
まるで“生まれ変わった”かのような姿で帰ってきました!
実は「第八晃栄丸」、ちょっとした“クセ者”でして……
主機(メインエンジン)の排気温度が非常に高いことで知られています。
そのため、今回は主機まわりを中心に徹底した整備を行いました。
排気系統の点検・洗浄・調整はもちろん、熱による劣化が心配される部分も細かくチェック
これでまた、安全かつ効率的な航海が続けられるはずです。
そしてもう一つ注目していただきたいのが…
ハウス(居住区や操舵室がある部分)まわりの清掃と美装!
遠くから見ても、「とても28歳には見えない!」と思うほどの美しさです!
真夏のような日差しの中、連日続いた作業――。
乗組員のみなさん、そして阿南造船のみなさんが、汗を流しながらも丁寧に整備を進めてくださいました
「ええ船に仕上げたい」という想いのもと、妥協なく、細部まできっちり。
この場を借りて、改めて心より感謝申し上げます。
毎度ながら、丁寧かつ的確な作業で私たちの船を支えてくださる阿南造船の皆さま。
今回も急な相談に対応いただき、本当にありがとうございました
今回のドックは、「第八晃栄丸」にとって
“最後のドック”となる予定です。
長年、荒波を越え、多くの荷を運び、多くの人たちと海の上で時を共にしてきたこの船
私たちにとっても、たくさんの思い出が詰まったかけがえのない存在です。
錆びついた箇所に手を入れ、主機を整え、ハウスを磨き上げて、
ピカピカになった「第八晃栄丸」の姿を見たとき――
まるで、
「もうひと踏ん張り、がんばるけんな」
と静かに語りかけてくれているようでした。
ありがとう、第八晃栄丸
長年の感謝を胸に、
この船とともに過ごす残りの航海を、丁寧に、大切に、見守っていきたいと思います
一隻の船の役割が終わりに近づくということは、
また新たな船、そして新たな人材が育っていくということでもあります。
「第八晃栄丸」の背中を見て育った仲間たちが、
これからの海を担っていく――
そんな想いとともに、次の航海へと歩みを進めてまいります
今後とも、弊社の船たちをどうぞよろしくお願いいたします
株式会社シーステージ
スタッフ一同
皆さま、こんにちは!
昨日、7月1日から「新企画」がスタートしました
この企画では、これまであまり表に出てこなかった
“船員のリアル”を発信していきます
海の上で生きるということ
仲間と笑い合うこともあれば、悩みや不安に向き合うこともある――
そんな日常のひとコマひとコマを、丁寧に伝えていけたらと思っています
株式会社シーステージ公式Instagram
↑クリックしてのぞいてみてください!
さて、今日はその第一歩として、
長年私たちを支えてくれた大切な船、「第八晃栄丸」についてお話させてください
現在、「第八晃栄丸」は”阿南造船”さんにてドック入りしています
船の健康診断のようなこのドックは、点検・整備を行い、再び海へと送り出す大事な工程

でも、今回はいつもとちょっと違います。
実は今回のドックが――
「第八晃栄丸」にとって最後のドックになります。
199トンのバラ積み船「第八晃栄丸」。
瀬戸内海を主な舞台に、
28年という長い月日を、ただひたむきに走り続けてきた船です
時代は変わっても、「第八晃栄丸」はいつも、どんなときも、
私たちと一緒に、海の上を前だけ見て走ってくれました
もちろん、順風満帆だったわけではありません。
ときには機関の不調、悪天候での足止め、
もうダメかもしれない…と思った瞬間もありました
でも、乗組員のみなさんが力を合わせ、知恵を絞り、
声を掛け合って、「第八晃栄丸」を守ってくれました
その努力があったからこそ、今もこうして
「無事に帰ってくる船」でい続けてくれています
そんな「第八晃栄丸」は、来年、“リプレイス”し新造船へとバトンを渡します
機関や構造が古くなった船を、より安全に、より快適にするため、
新しい船へと役割を受け継ぐ――
それはひとつの「引退」であり、「世代交代」でもあります
けれど私たちにとっては、ただの交代ではありません!
一緒に歴史をつくってきた仲間への「ありがとう」と「お疲れさま」を伝える場でもあります。
今回のドックで「第八晃栄丸」は最後のお色直し
外板も塗り直されて、また少し若返ったように見えるかもしれません
あと1年――
「ありがとう」の気持ちを込めて、最後まで全力で海を走ってくれるはずです
もしどこかでこの船を見かけたら、ぜひ手を振ってあげてください
私たちがどんなに時代を進んでも、
こうした「船」と「人」の物語は、きっと変わりません
これからも、新しい船に引き継がれるまでの1年を、
安全に、無事故で、乗組員と共に走り抜けていきます
引き続き、「船員のリアル」もこのブログでお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください
株式会社シーステージ
スタッフ一同
【新企画始動!】
〜現場から“リアル”を届けます〜
皆さま、こんにちは!
いつも株式会社シーステージを応援いただき、ありがとうございます‼
このたび弊社では、新たな試みとして「公式Instagramでの情報発信」を本格スタートすることとなりました
しかも、ただの投稿ではありません。
なんと…
現場で働く船員さん自身が撮影した写真や動画を通じて、船の仕事の“今”をそのままお届けします

「船の仕事って、どんな感じなの?」
「海の上での生活って想像がつかない」
「大変そうだけど、どこにやりがいがあるんだろう?」
そんな声を多くの方から耳にします。
そして私たち自身、改めて気づいたのです
現場の“本当の声”を発信していくことの大切さに。
実は、弊社の社長も、事務所スタッフも、もともとは“船員”出身。
だからこそわかるんです
どんなに事務所が盛り上がっても――
船の現場が置き去りになっていたら、会社として何も面白くない。
事務所と船で温度差があるなんて、もったいない
会社は「船」も「陸」も一つのチームで、同じ方向を向いていくもの。
この企画は、そんな想いから生まれました
たしかに、海の上での仕事は簡単ではありません。
天候に左右されることもあれば、長期間陸に上がれないこともあります。
でも、そのぶん――
朝日に照らされた水平線、仕事を終えた後の静かな海、仲間との団結感、無事に荷物を届けたときの達成感――
言葉では伝えきれない魅力ややりがいが、たくさんあるんです
そんな「現場のリアル」を、現場からの発信で届けたい。
それがこの新企画の原点です。
企画開始は7月から!
投稿は週2回ペースでお届けします。
写真だけでなく、ショート動画やちょっとした裏話も投稿予定!
ぜひ、私たちのInstagramをフォローして、
船員さんたちのリアルな日常をのぞいてみてください。
“海の上の仕事”のイメージが、きっと変わります!
この企画は、会社と船員さんが一緒になってつくる「発信プロジェクト」です。
現場の空気感、日々の工夫、ちょっとした笑い――
そんな“生きた声”を、あなたに届けたいと思っています。
どうぞお楽しみに!
そして、ぜひ感想やコメントもお寄せくださいね
株式会社シーステージ
スタッフ一同