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皆さま、こんにちは!
本日は、わたしたちにとってちょっと特別なご報告です
〜生まれ変わったような船体、次なる航海へ〜
弊社の大切な船、「第八晃栄丸」が、阿南造船でのドック作業を無事に終え、出渠いたしました
長年海を駆け抜けてきた船が、今回の整備を経て
まるで“生まれ変わった”かのような姿で帰ってきました!
実は「第八晃栄丸」、ちょっとした“クセ者”でして……
主機(メインエンジン)の排気温度が非常に高いことで知られています。
そのため、今回は主機まわりを中心に徹底した整備を行いました。
排気系統の点検・洗浄・調整はもちろん、熱による劣化が心配される部分も細かくチェック
これでまた、安全かつ効率的な航海が続けられるはずです。
そしてもう一つ注目していただきたいのが…
ハウス(居住区や操舵室がある部分)まわりの清掃と美装!
遠くから見ても、「とても28歳には見えない!」と思うほどの美しさです!
真夏のような日差しの中、連日続いた作業――。
乗組員のみなさん、そして阿南造船のみなさんが、汗を流しながらも丁寧に整備を進めてくださいました
「ええ船に仕上げたい」という想いのもと、妥協なく、細部まできっちり。
この場を借りて、改めて心より感謝申し上げます。
毎度ながら、丁寧かつ的確な作業で私たちの船を支えてくださる阿南造船の皆さま。
今回も急な相談に対応いただき、本当にありがとうございました
今回のドックは、「第八晃栄丸」にとって
“最後のドック”となる予定です。
長年、荒波を越え、多くの荷を運び、多くの人たちと海の上で時を共にしてきたこの船
私たちにとっても、たくさんの思い出が詰まったかけがえのない存在です。
錆びついた箇所に手を入れ、主機を整え、ハウスを磨き上げて、
ピカピカになった「第八晃栄丸」の姿を見たとき――
まるで、
「もうひと踏ん張り、がんばるけんな」
と静かに語りかけてくれているようでした。
ありがとう、第八晃栄丸
長年の感謝を胸に、
この船とともに過ごす残りの航海を、丁寧に、大切に、見守っていきたいと思います
一隻の船の役割が終わりに近づくということは、
また新たな船、そして新たな人材が育っていくということでもあります。
「第八晃栄丸」の背中を見て育った仲間たちが、
これからの海を担っていく――
そんな想いとともに、次の航海へと歩みを進めてまいります
今後とも、弊社の船たちをどうぞよろしくお願いいたします
株式会社シーステージ
スタッフ一同