オフィシャルブログ

今だからできる、未来の整備へのひと手間~栄希の艤装工事~

皆さま、こんにちは!

 

現在、栄希では就航に向けた艤装工事が進んでいますkougu.gif

「艤装工事」と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えば、船を実際に仕事で使える状態へと仕上げていくための工事ですbikkuri03.gif
機械や配管を取り付けたり、電気設備を整えたり、安全に操作できるよう調整したり……。
船が完成して海へ出るまでには、目に見える大きな作業だけでなく、たくさんの細かな作業があります。

今回ご紹介するのは、そんな中でも一見すると目立たない、「将来の整備を考えたひと手間」ですyotuba.gif

就航してからでは難しいことを、今のうちに

船は完成して海へ出てからも、長く安全に使っていくために定期的な点検や整備が必要ですkougu.gif
その中には、普段は触れることのない機械や配管などを取り外して、内部まで確認する「開放整備」と呼ばれる作業もあります。
しかし、就航してしまうと運航や日々の仕事があるため、普段なかなか開放する機会がない場所もあります。
だからこそ、新造船として仕上げている今だからできることを、しっかりと行っていますfutaba.gif

「いざ開放整備をすることになったとき、少しでも作業しやすい状態にしておこう」

そんな先のことまで考えながら、細かな部分を一つひとつ確認していますbikkuri03.gif

ボルト一つにも、未来を見据えた工夫

写真は、油圧ラインのボルト部分です。
一見すると何気ない場所ですが、ここにも工夫が施されています。
ボルトの穴の部分にパテを施し、将来、いざ開放するときにボルトを外しやすいようにしておきますbikkuri01.gif
船は海の上で使用されるため、潮風や湿気など、さまざまな影響を受けます。
普段は何気なく使っているボルトでも、長い年月が経ってからいざ外そうとすると、錆や汚れなどによって固くなり、作業が大変になることがありますkao-a14.gif

だからこそ、

「いつか整備するかもしれない」ではなく、 「いつか整備するときのために、今できることをしておく」。

これが大切なのですkira02.gif

乗組員だからこそ分かること

船を造るのは、造船所の皆さんだけではありません。
完成した船に乗り、実際に日々の仕事で使っていくのは乗組員の皆さんです。
だからこそ、今きれいに仕上がっているかだけではなく、

「何年後かに整備するときはどうだろう?」

「作業するときに困ることはないだろうか?」

「少しでも整備しやすくできないだろうか?」

という、未来の栄希を想像した目線も大切にしていますbikkuri04.gif

そして…….Instagramでおなじみ、噂の機関長も現場で日々作業に励んでいますhana-ani03.gif
もちろん栄希の乗組員の皆さんも噂の機関長に負けないくらい日々作業に励んでいますup.gifup.gif

普段はInstagramを通して皆さんに楽しんでいただいている機関長ですが、現場では真剣な表情で、船の細かなところまでしっかりチェックenpitu02.gif
見えない部分にも手を抜かず、栄希がこれから長く、安全に活躍できるよう、日々作業に励んでいますkira01.gif

小さな積み重ねが、栄希を支える

船の完成というと、大きな機械が取り付けられたり、船体がきれいに仕上がったりする姿を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それらも大切な工程です。
しかし、その陰には今回ご紹介したような、目立たない細かな作業がたくさんあります。

ボルト一つ、パテ一つ。

一つひとつは小さな作業でも、こうした積み重ねが将来の整備のしやすさにつながり、長く船を使っていくための大切な準備になりますkira02.gif

「完成させる」だけではなく、
「完成したあとも長く使っていくことまで考えて仕上げる」。

それが、今の栄希の艤装工事で大切にしていることの一つです。

今しかできないことを、今のうちに。
これから海へ出る栄希が、何年先も元気に活躍できるように。
乗組員一同、見えないところにもこだわりながら、完成に向けて一つひとつ丁寧に仕上げていますyotuba.gif

栄希の完成まで、もう少し。

これからも、普段はなかなか見ることのできない船づくりの裏側を、少しずつご紹介していきますhana-ani01.gif
それでは次回もお楽しみください!!

株式会社シーステージ
スタッフ一同