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皆さま、こんにちは!
今日は5月5日「こどもの日」ですね
ゴールデンウィークの真っ只中にあるこの祝日、皆さんはどんなふうに過ごされていますか
今やすっかり「子どもを祝う日」として定着している5月5日ですが、実はこの祝日の由来には深い意味があります。
「こどもの日」は、1948年(昭和23年)に制定された国民の祝日。
当時の日本は戦後の混乱期を経て、復興の道を進み始めていた時期です。
そんな中で、「子どもたちの幸福を願い、母に感謝する日」としてこの日が選ばれました。
意外かもしれませんが、「母に感謝する日」でもあるんです
子どもはもちろん、育ててくれる親、特に母親の労に思いを向ける
その視点が込められていることに、今一度はっとさせられます。
皆さんは、自分の「子ども時代」を覚えていますか?
私は、自分でも笑ってしまうくらい自分勝手で、
自分の思い通りにならないとすぐに拗ねていました(笑)
やんちゃで落ち着きがなかったあの頃、
まっすぐに物事にぶつかって、失敗もたくさんしました
でも、あの頃のがむしゃらさって、大人になると懐かしく、ちょっと眩しく感じます。
小学校で走り回ったあの日も、
中学で友達と将来を語り合った夜も、
高校で初めて「挫折」というものを知った時も
どれも、今の自分の一部を作っている、大切な時間だったんだなと改めて思います
子どもは「未来」そのもの。
でもその未来を育むには、大人のまなざし、そして社会の支えが必要なんですよね
「子どもの日」と言えば、やっぱりこいのぼりです。
鯉が滝を登って龍になるという中国の伝説「登竜門」にちなんで、
子どもたちがどんな困難にも負けず、立派に成長していくようにと願いが込められています
昔はどの家にもあったこいのぼり。
風に乗って空を泳ぐ姿を見て、胸が高鳴った記憶のある方も多いのではないでしょうか。しかし、最近では都市部ではなかなか見かけることが少なくなってしまいました。
スペースの問題、近隣への配慮、あるいは文化そのものが薄れてきたこともあるでしょう。
でも田舎に行くと、まだまだこいのぼりが元気に泳いでいる風景に出会えます
そういう季節のもの、今見ておかないと忘れてしまう風景って、本当に心にやさしいんですよね。
風景が変わっても、心に残る「風習」は、静かに私たちを支えてくれている気がします。
ところで、ちょっと話題を変えて――
今日はゴールデンウィークのまっただ中!
旅行に行く人、ショッピングに出かける人、
おうちでのんびりする人……どんな過ごし方でもOKです。
実は「ゴールデンウィーク」という言葉、
1950年代に映画業界が作った造語だってご存知でしたか
大型連休で映画の観客動員が増える時期に、「黄金週間=ゴールデンウィーク」として売り出したのが始まりだそうです。
最初は映画業界のプロモーションだったのが、今では日本全体の風物詩になっています。この時期は、自然も美しく、気候もちょうどよく、心も体もほぐれてくる季節。何をしていても心地いいですよね
そんな中でも、連休に関係なく働いてくださっている方々がいます。
その代表とも言えるのが、船員の皆さまです。
仮バースで待機している船、
港で荷役作業をしている船、
海を航海中の船……。
それぞれが異なる任務と時間軸の中で、事故やケガのないようにと気を張りながら、
日々の運航にあたってくださっています
私たちが普段手にしている物資や食料、何気ない日常の中にも、彼らの存在と努力がしっかりと根を張っています。
この場を借りて、心からの感謝を。
こいのぼりは、ただ風に揺れているだけかもしれません。
でも、その姿は「自由」や「夢」や「希望」といった、言葉では伝えきれないものを、私たちの心にそっと届けてくれている気がします
それを見て、ちょっとだけ心がほぐれて、「また明日からもがんばろう」と思えたら、それこそが、季節の力、伝統の力なのかもしれません。
今日という日が、
読んでくださったあなたにとって、心がふわっと軽くなるような一日になりますように。そして、どこかの空の下、
こいのぼりのように自由に、あなたらしく過ごせますように。
株式会社シーステージ
スタッフ一同