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皆さま、こんにちは!
今日はちょっとした“船の日常”をご紹介します
弊社管理船舶の「ひの峰」がホールド修理のため、愛媛県の壬生川港に仮バースしました
今回の修理は、日々の運航で蓄積されるダメージへの対応。貨物を安全に運ぶためには、ホールドは完全でなければいけません。
訪船の目的はホールド修理だけではありませんでした。
実は乗組員の方から「冷蔵庫の調子が悪い」との連絡をいただいていたんです。
船内の冷蔵庫は、乗組員の生活を支える生命線のひとつ
冷たい飲み物、保存食、冷凍品…どれもこれも、冷蔵庫がないと大変なことに!
そこで今回は、新品の冷蔵庫を持参しての“冷蔵庫搬入ミッション”も実施。
やっぱり笑顔を見ると、こちらもホッとしますね
肝心のホールド修理は、いつもお世話になっている浅川造船さんに!!
手際の良さと丁寧な作業には、毎回頭が下がります。
今回も予定どおり、しっかりと修理していただきました!
ところで「ホールドって何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ホールドとは、貨物船の貨物を積むためのスペースのこと。
簡単に言えば、トラックの荷台にあたる部分で、ここに石炭、砂、セメント、飼料など、さまざまな貨物が積まれます
ホールドが健全でなければ、貨物にダメージを与えてしまうリスクも。だからこそ、定期的な点検と修理が非常に重要なんです
本日は、ホールドだけでなく、機関部の整備も行われていました
補機(発電機)のエレメント交換と、オイル交換を実施
エンジン周りのメンテナンスは、船の“心臓”を守る仕事とも言えます。
私も少し現場をのぞかせてもらいましたが、残念ながら写真を撮る余裕がないほどバタバタしておりまして…。
でもご安心ください。機関長を中心に、丁寧かつ安全に作業されていました!
このように、見えないところでもたくさんの人の力によって、船は今日も安全に動いています
今回修理と整備を終えた「ひの峰」は、次の荷役地、宇部港へと向かいます
また新しい貨物と出会い、新しい場所へと安全に運航いたします
どんなに整備や設備を整えても、それを操り、現場で汗をかいてくださる乗組員の皆さんがいなければ、船は動きません。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです
今日も一日、お疲れ様でした!
株式会社シーステージ
スタッフ一同