日別アーカイブ: 2025年3月3日
皆さま、こんにちは!
今日はなんと、弊社管理船舶の「誠山丸」と「つるぎ」が、名古屋港で目と鼻の先にいるという珍しい状況になりました!
普段、国内のさまざまな港を行き来している両船が、こんなにも近くで並ぶことは滅多にありません
まるで仲間同士が「おつかれ!」と声を掛け合っているような気がして、なんだか嬉しくなりますね!

偶然が重なった船員さんの転船タイミング
ちょうどこのタイミングで、船員さんの交代(転船)があり、関係者一同「これはいいタイミングだった!」と話していました
弊社では固定配乗を基本としていますが、船員さんの中には転船を希望される方もいらっしゃいます。
「新しい環境でチャレンジしたい」「この船に乗ってみたい」といった前向きな希望をできる限り叶えられるよう、船員さんの意向に寄り添った配乗を心がけています
このように、人と船のつながりを大切にしながら、柔軟に運航を支えているのも弊社の強みのひとつです!
「濡注(濡れ注意)」の荷物と天気の壁
ところが、今回の荷物は「濡注(濡れ注意)」の製品
つまり「濡れ禁」「濡れ禁止」のものです
濡注とは、雨や湿気にさらされると品質が損なわれる製品のことを指し、特に鋼材は水分に触れるとサビが発生し、製品としての価値が大きく下がってしまうため、取り扱いには細心の注意が必要です。
もちろん、海水に濡れるのはもってのほか!
そのため、乗組員の皆さんもいつも以上に慎重な運航を行い、荷役の際も万全の対策を取っています。
しかし…
名古屋の週間天気予報をチェックすると、なんと5日頃まで雨予報

雨が降っている間は荷役ができず、しばらく待機せざるを得ない状況に…。
こればかりは天候との戦いなのでどうしようもありませんが、焦らず安全第一で進めていくしかありませんね。
船員さんの努力と支えがあってこそ!
こうした厳しい条件の中でも、乗組員の皆さんは的確な判断と丁寧な作業で、船の運航と荷役を支えています
長い航海の疲れを見せることなく、仲間と協力しながら取り組む姿勢には、本当に頭が下がる思いです
船の運航は天候や貨物の特性に左右されることが多く、簡単な仕事ではありませんが、だからこそ、経験と技術が活かされる場面がたくさんあります
これからも、船員の皆さんが安心して働ける環境づくりを大切にしながら、運航を支えていきたいと思います
「誠山丸」と「つるぎ」、そして乗組員の皆さん、引き続きよろしくお願いします!
株式会社シーステージ
スタッフ一同