皆さま、こんにちは!
誠山丸がシーステージとしての運航を終える、その最後の瞬間に立ち会うことができました
特別な演出があるわけではなく、いつもと同じ現場で、いつもと変わらない作業の流れでした。
しかし、その場の空気だけは確かに異なっておりました
どこか静かで、張りつめた雰囲気があり、言葉にはできない「区切り」がそこにあったように感じます。
長い間、現場を支え続けてきた船であり、多くの方々が関わり、数えきれない仕事を積み重ねてきた存在です。
その最後の姿が、今、目の前にありました。
ふとした瞬間に、「これが最後なのだ」と実感いたしました。
これまで当たり前に見ていた景色も、その瞬間だけは少し違って見えます。
何度も見てきたはずの姿、何度も通ってきた場所であるにもかかわらず、その一つひとつが鮮明に心に残りました。
音や匂い、空気までもが、すべて記憶に刻み込まれていくように感じられました。
船は何も語りませんが、その背には確かな重みがありました。
ここまでやり遂げたという静かな誇りと、長い役目を終える者だけが持つ独特の空気が感じられます。
派手さはありませんが、その点にこそ良さがあるように思います。
むしろ、その静けさこそが、この船らしさなのかもしれません。
ゆっくりとその場を離れていく姿を前に、見送る側にできることは、ただ見届けることだけでした。
それでも、その時間には確かな意味があったと感じております。
最後の瞬間に立ち会えたことは、偶然のようでありながら、どこか必然であったようにも思えます。
この瞬間を目にしたという事実は、これから先も消えることはありません。
きっと何年経っても思い出すことでしょう。
あのときの空気、あのときの景色、そして誠山丸の最後の姿を。
終わりを見届けたからこそ、理解できることがあります。
それは、続いていくものの重みや、受け継がれていく意味です。
あの場所で感じたものは、次の航海へと確実につながっていくのだと思います。
静かに終わり、そして静かに始まっていく。
その一瞬に立ち会えたことを、少し誇りに思っております
株式会社シーステージ
スタッフ一同