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皆さま、こんにちは!
9月に入っても、まだまだ暑さが続きますね
「今日は少し涼しいかな?」と思って外に出ると、じんわり汗がにじんでくる……そんな毎日です
先日、船の上で昔の“涼の取り方”について話を聞く機会がありました
いまではエアコンや送風機が当たり前になっていますが、昔は甲板に海水を撒いて気化熱で冷やしたり、通風筒(大きな空気の取り込み口)を使って、機関室に新鮮な風を送り込んでいたそうです
想像してみると、まるで海の上で大きな風鈴を吊るしているような、不思議と懐かしい光景が浮かんできます
その話を聞きながら、ふと「風通し」という言葉を、少し違う意味で考えてみました。
涼しい風そのものではなくて、私たちの仕事の中での“空気の流れ”。
事務所(陸上側)と船(現場側)、それぞれ立場や見える景色は違いますが、どちらにも新鮮な風が届くようにしていけたらいいなと感じています
「こんなこと言ったらどうかな」と遠慮するのではなく、思ったことを素直に伝えられる。
そして受け止める側も「まずは聞いてみよう」と耳を傾ける。
そうした小さなやり取りが積み重なることで、現場と陸上の間に澱んだ空気がなくなり、自然と気持ちのよい風が吹き抜けていくのではないでしょうか。
まだ残暑が続きますが、“体を冷やす涼”と同じくらい“大切な心の風通し”も意識して、日々を過ごしていけたらと思います。
涼しい風は待っていればいつか吹きますが、心の風はみんなで工夫しないと生まれないですからね。
株式会社シーステージ
スタッフ一同